アトピー性皮膚炎(Hkaさん)2023.9

・入会のきっかけ

私は小さい頃からアトピー性皮膚炎があり、柔らかい所(瞼、首、腕の内側、下腹部膝の裏)は、いつも赤くただれていました。

大人になるにつれて、それは良くなってきましたが、結婚してからは、いわゆる手湿疹が酷くなりました。仕事中は痒さも忘れているのですが、、夜布団に入り身体が温まると痒さに任せてやりたい放題に掻きむしり赤切れしてしまうことを繰り返していました。

手を見られることがコンプレックスでした。

 

ある友達に10年ぶりに再開し話していると、どんな話も考えが前向きで、そんな時に

私の身体を心配して「食べ物を変えるとからだも運命も変わります」河出書房 という岡田恭子先生の本

を貸してくれました。そして、教室に10年通っていると聞き、どんな魅力があるんだろうと興味が湧きました。

その本を貸してくれた友達への憧れと、少しでもこの手が良くなって、少しでも痩せられたらラッキーくらいな気持ちで入会しました。

 

・入会する前の私

好きなものを好きなだけ食べていました。特に甘いものは大好きで、疲れた、と感じたら甘い物だけで食事を済ませることも多々ありました。お肉も好きで学生の頃、占いのできる公務員のおじさんに「あなたは肉を少し控えないと病気になる」と言われても、自分は健康体だから大丈夫!と全く話を無視していました。

排便は3日に一回くらいで、硬くて苦しむこともありました。

そして、約2年前に甲状腺乳頭ガンが見つかり全摘することに。

 

・入会してからの私

最初の2週間はけんちん汁と玄米だけでしたが、どちらも美味しく苦ではありませんでした。先生がとても大事と教えてくれた便り(大便)は

14日目は緩く、5日目になると小さなバナナになり、6日目外食すると、緩い便りになり

1週間もすると安定した太いバナナが出るようになりました。それでも、少し乱れた食事をすると、硬い便りになったり、止まったりしました。この半年で感じたことは、肉を食べると目ヤニが増えて、甘い物を摂ると、手が痒くなりました。甘い物を食べると、また痒みが悪化することは分かっていてもまだ完全には止められません。それでも、そうなることは分かっているので、あとは自分でコントロールしていかないといけないと思っています。

体重はほとんど変わっていませんが、全身の浮腫みがスッキリした事は分かります。腕周りも細くなり、胸の下の肉も一回り取れました。そして、何よりムズっとしてトイレに行けば、大きな便りが出ることは、とても快適です。

そして、いま、もうひとつ有難いと思うことは

物の考え方について気付きがあったこと。

私は昔からこうあるべき!という考えが強いところがあり、そのため自分やまわりを苦しめていたこと。

ある時、夫と口喧嘩をし私は頭に来てしまい口答えをしてしまった。そのことを感謝が足りないせいだ、と自分を責めたと言う話をしました。すると、先生は「感謝していないのに無理に感謝しなくていい。嫌だと思ったなら、ちゃんとその理由を夫に伝えることが大事。

そうすれば旦那さんもなんであなたが怒っているか理解してくれるはず。」

私は感謝の足りないダメな人間なんだと思う必要はなく、ありのままの自分を認めることなんだと考え方を教えてもらいました。

 

人生半ば。

食も思考も、どこまで自分が変化できるのか

これからが楽しみです。

 

 

 恭子から一言
 
「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 13頁 より

西洋医学の始祖であるヒポクラテスの言葉

病気をする前と、した後で、食事が変わらなければ、本当に、病気が治ったとは言えない、

食は命なり、医食同源

この方は、勿論、寛解していますが、過去に、癌を患っています。

その後、食事を変えなければいけません。

アトピー、喘息、癌、とは共通している部分が多いです。

体で、肉を食べると、膿む、甘いものを食べると、かゆい、と実感できたのは素晴らしい体験です。

また、病気のもとは、ストレスも大きいのです。

考え方の改革に気が付かれたのは素直な方で、素晴らしいことです。

どうぞ、自分も周りも、心穏やかに、健康になられますよう、お祈りしています。